英語学習の始め方 3ヶ月で達成可能 【完全初心者向け】
英語学習を始めようと考えている人「英語の学習の始め方を知りたい。これから英語を頑張りたいけど、いったいどこから手を付けたらいいんだろう・・・。頑張りたい気持ちはあるけど、手順がわかりません。具体的な方法を教えてください。」
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
【完全初心者向け】英語学習の始め方 【3ヶ月で達成できます】
英語学習の始め方
- 目標設定:英語で稼げるようになる
- 勉強準備:パソコンまたはスマートフォンがあればラク
- 基礎理解:そもそも英語って需要ある?
- 学習手順:基礎学習(読む、聞く、書く)→成果を外国人講師で試す
- 実践練習:留学 or 進学 or 就職
>>参考:“英語必須”の外資系企業で働く方法【実体験】
記事の信頼性
記事を書いている私は、日本生まれで日本育ち。
英語を学ぶことで色んな国の人とコミュニケーションが取れる楽しさを知りました。
» 参考:外資系企業に就職して月収50万円を稼ぐ【実体験】
読者さんへの前置きメッセージ
本記事では「これから英語を頑張りたいけど、どこから手をつけていいか分からないよ」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「英語学習の目標設定、具体的な始め方、その後のキャリア」までをイメージできるようになると思います。
「色んな国の人とコミュニケーションを取れればなぁ…」と感じていた私の願いをかなえてくれたのが英語です。 控えめに言って、英語で人生が変わった私が、英語に感謝の気持ちを込めつつ、記事を執筆します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
①目標設定:英語で稼げるようになる
目標設定は、「英語を使って稼ぐ」で良いと思います。
すでに目標が明確ならそれでOKですが、私が思うに「英語は人生を生きやすくするツール」なので、基本的な考え方としては「英語というツールを使って、人生の難易度を下げよう」みたいな感じでいいかなと思います。
目標金額:まずはアルバイトで月3万円アップ
ここは断言しますが、英語使用の仕事で収入アップを狙うことは「簡単」です。
英語で「収入アップを狙う」が簡単な理由
参考までに、いくつかお仕事の情報を貼ってみますね。
例えば上記の「家庭教師案件」だと、未経験で時給1,512円スタートくらい。私は学生時代にバイトで時給2,200円で家庭教師をしていたのですが、時給2,000~2,400円あたりが相場だと思います。交通費は別途、出ます。場所によっては子供を持つママでもできるんじゃないかと思います。
上記の「塾講師」とかだと、1コマ90分で2,100円~くらい。
*ただし、塾講師は単価が安いわりに大学在籍中の生徒を採用しがち、という少しハードルの高いものが多いイメージです。もちろん個人塾などはそうでもなく例外はありますのでご安心くださいね!
なお、どちらも継続前提での求人(=継続的な収入が見込める)なので家庭教師や塾講師のアルバイトで英語使用歴を積むのはありかもですね。
こんな感じでして、ぶっちゃけ稼ぎやすいです。
なお、世の中の案件は多種多様でして、英語使用経験が蓄積されると、収入も増えやすい構造になっています。
英語使用のバイトや仕事をしてきた私の率直な感想は「英語の案件はお給料が高い」ということです。たぶん、日本語のみの職場で働いている人の1.2倍~2倍は高い印象です。でも、これが英語使用のポジションの事実でして、やはりグローバルな業界で働くことって価値があるんだなと思います。
②環境準備:パソコンorスマホがあればラク
完全初心者からのよくある質問で「パソコンは必要ですか?」と聞かれることがあります。
結論:あったに越したことはないだけで、なくても問題なし、です!
パソコンを使うメリットは
・ライティングがラク(スマホに比べて)
・TOEICやTOEFLをパソコンで受けようと思っている人には有利
くらいで、リスニングやリーディングに関して言えばむしろ「スマホのほうが手軽に使える」かもしれません。
もし英語の学習をきっかけにパソコンを買おうかなと考えている人は、最低限の機能の付いた1万円くらいのノートパソコンでいいんじゃないかと思います。
③基礎理解:そもそも英語って需要ある?
ひと言で答えるなら、「断然、あります!」
「でもそれってどれも狭き門なんじゃ・・・。採用されるか心配。」
と思っている人も大丈夫です。
英語のスキルによって仕事内容もお給料も色々ですが、たくさんあります。
「でも実際、働いてみたら英語で業務をこなせるのか不安・・・。」
と思っている人も、もちろん大丈夫。
ぶっちゃけ英語初心者レベルの案件はよく選ばないと「全く英語を使えず拍子抜け」してしまうくらいです。
応募条件に
受付業務で日常会話程度の英語力があれば可
とあっても、
条件に書かれているほど、実際はそこまで英語力を求められないのが現状なんです。
ただ、これからは英語の需要ってもっと増えていくと思うんですよね。
だからしっかり英語を身につけていると、急速にグローバル化が進んでいくなかでも「怖いものなし」状態でいることができます。
※すこし余談ですが、外国語を使う業界は未来があると思っています。
その理由は「AI時代においても『語学必須の業界』は明るい理由【向き不向きはない】」をどうぞ。
なお、ここまでの解説をみて、「そうは言っても実際、日本語環境だし、英語が身に付く自信ない…。絶対無理だよ…。」と思うかもですが、全然大丈夫です。
というのも、文法を学べば文章も理解しやすくて、文章を学べば聞き取りも理解しやすい、みたいな構造だからです。
しかも英語が好き!など、英語に良いイメージを持っている人はラッキーです。
たぶん、というか当然かもですが費やす労力が英語を毛嫌いしている人に比べてはるかに少なくてすむと思います。
恐らくですが英語を毛嫌いしている人はこのブログを読んでいないと思うので、きっとこれを読まれている人はみんな比較的楽しく英語のスキルを伸ばしていける人たちなんじゃないかと私は思っています。
※本記事は「完全初心者向け」なので、わかりやすさ重視で書いています。
よくある質問:他の言語はどうですか?
これからは中国語!と考える人もいると思いますが、もちろんどの言語も需要があり、学習スタイルは同じだと思っています。
だがしかし、英語がおススメな理由はあります。
英語がおススメな理由
ただ、稼ぐことも大切ですが、それよりも大切なことが「興味関心」なので、中国語や韓国語に興味があるなら、そちらの言語がおすすめです、ということです。 他の言語でも稼げることは事実ですし、世の中的にも需要の高い言語ですね。
なお、本記事では「英語を使った仕事で稼ぐことを目指す」という感じで書いていきますが、中国語でも韓国語でも基本的な考え方は同じです。「英語」を それぞれの言語に置き換えて、読み進めてみてください。
④学習手順:基礎学習→外国人講師で試す
学習方法の基本は次のとおり。
- 基礎を学ぶ
- 外国人とコミュニケーションをとってみる
これだけです。 どんな参考書を買っても、どんなスクールに通っても、どんな会社で教育を受けるにしても、流れは上記のとおりになります。
大切なので繰り返し書きますが、「(1)基礎学習 → (2)外国人とコミュニケーションをとる」という流れです。
学習方法の結論:基礎学習→実践する
大切すぎて何度も繰り返し書いていますが、本当にこれだけです。
- リーディングスキルを身につけたい場合 → 声に出して何度も読んでみる。分からない箇所がある場合、その文章を分析。ある程度は理解したなと感じたら、英語サイトを読んでみよう。
- ライティングスキルを身につけたい場合 → 簡単な文章を真似て書いてみる。ある程度は理解したなと感じたら、自分なりに簡単な文章を作ってみる。
- リスニングスキルを身につけたい場合 → 好きな歌で耳を慣らす。海外ドラマや映画を英語字幕で観る。ある程度は理解できると感じたら、字幕をはずして観る。
- スピーキングスキルを身につけたい場合 → 歌でもドラマでも教材の音声でもいいので、音声を真似てみる。ある程度似てきたな、と思ったら自己紹介や趣味を話してみる。
本当にこれに尽きます。
今は無料アプリもたくさんある便利な時代になったので、わざわざお金を出して教材を買ったり、机にしがみついて勉強しなくても、楽しくラクに英語が身につけられるんじゃないかなと思います。
さらに深掘りして解説しますね。
参考書を使って英語学習する方法
自分に合った参考書が見つからなかったら教科書で十分だと思います。
基本的には次の手順でOKです。
- まずは1周して読んでみる。理解度は30%でOKです。
- 2周目を読みつつ、トピックになっている文法や文章をノートに書き出してみる。
理解度は50%でOKです。 - さらっと3周目を読みつつ、参考書にある問題を解いてみる。
こんな感じです。
参考書に課題がなかったら、2周目までの学習で終わらしちゃってOKです。
さらに具体例をつけつつ深掘りしますね。
動画を使って英語学習する方法
動画での基礎学習なら無料で便利なYouTube。
お気に入りのチャンネルがなければ「Learn English with TV Series」や「Learn English with EnglishClass101.com」がおススメです。
ここでのポイントは
日本語が使われているチャンネルを観ないこと
ただし、バイリンガル系YouTuberのチャンネルは別です。
そして、学習方法は次の感じでOKです。
- 動画をみつつ、一時停止などを使いつつ、実際に単語や文章を書いてみる
- 動画のとおりに単語や文章が書き取れているか検証する
- 合っているならそれでOK、間違っているなら巻き戻して間違いを探す
こんな感じです。
動画の場合は「動画を観て真似しながら書いてみる」みたいな進め方ですね。
さら〜に、深掘りして解説しますね。
英語学習サービスを使って英語学習する方法
有名な英語学習サービスは「スタディサプリ」です。
14日間の無料体験で十分だと思います。
- スタディサプリのとおりに学習を進める
- 進んでいるものの、いまいち理解してない感じになる
- とはいえ、気にせずに進める
- 実際に手を動かす課題になったら、必ず手を動かしてみる
- すると、大きな壁にぶち当たるので、めげずに頑張る
- イヤになりそうになりつつも、なんとか頑張る
- どうしても厳しい場合は、いったん諦めて前に進む
1~7の繰り返しです。
英語学習サービスって、「なんだかサクサク学べる」みたいな錯覚を感じますが、とはいえ、結局は基礎理解は必要なので、個人的には「参考書や動画学習でいい気がするなぁ」とも思ったりしています。
しかし、このあたりは好みの問題なので、色々と試してみるといいかもしれません。
どの順番で学べばいいか?
これも別に順番はなんでもいいのですが、いちおう学習ルートを書いておきます。
日常会話程度の英語の学習手順
リスニング→リスニング→リスニング→リスニング→リスニング
私はこの手順が一番効率が良くて、効果的なんじゃないかと思います。 まぁどの順番でも構わないのですが、大切なポイントは「リスニングは初めから並行して学習する」ことです。
なお、具体的な学習手順は「【独学で日常英会話】勉強方法のまとめ【初心者向け】」の記事をどうぞ。
【独学で日常英会話】勉強方法のまとめ【初心者向け】(準備中)
日常英会話の学習方法のまとめです。過去にどのようにして英会話を学習してきたのかをすべてまとめています。
よくある質問:英会話スクールってどうなの?
最近はオンライン英会話スクールも増えていますが、結論として「独学でモチベーションが上がらないなら、ありかな」と思います。
事実として、別に英会話レッスンを受けなくても英語使用の職種に就けますし、スクールに行くほうが早く上達するという訳でもないです。
じゃあ、スクールに通うメリットは何かというと「モチベーションを維持しやすい点」かなと思っています。
こんなことを言うとスクール運営者に怒られそうですが、、、とはいえ、結局勉強するのは「学習する本人」なので、「絶対に頑張ってやる!」という気持ちがあれば、別にスクールは不要だと思います。
なお、おすすめスクールは「無料あり:外資系勤務だった私がおすすめする英会話スクール3社」にまとめていまして、無料プランとかも多いので、独学とも検討しつつがいいかなと思います。
無料あり:外資系企業で働いていた私がおすすめする英会話スクール3社(準備中)
おすすめの英会話スクールが知りたい方向け。本記事ではニーズ別に3つの英会話スクールを比較しました。オンライン完結で学びたい方、教室に通いたい方、留学やワーホリもセットで通いたい方の3パターンです。これから英会話学習を考えている方は是非記事をご覧ください。
⑤実践練習:進学 or 就職 or 留学
英語学習をしたら、それとセットで「実践」が大切です。
英語の学習期間は3ヶ月でOKです
ただし、継続が大切。
進学 or 就職 or 留学とは
それぞれ方法がすこし異なりまして、下記のイメージです。
※ここからは少し先の話なので、ざっくりの理解で大丈夫です。
進学する場合:例えば専門学校や大学に進学する場合、それぞれの学校の偏差値まで英語学習を継続&頑張る必要があります。出る問題や範囲などはある程度決まっているので、いわゆる「受験勉強」というかたちで取り組んでいくことになります。
就職する場合:基本的には、日常英会話程度の英語力でOKの会社からエントリーしてみる。その際に面接で、英語を使用する業務に携わりたいので、独学もしていることを伝えましょう。TOEICやTOEFLのスコアを持っていると会社も自分も英語力の目安にしやすいです。
留学を目指す場合:希望の学校がある程度の英語力を求めてきます。テストを受けて合格すればそのまま授業を受けることができますが、英語力が足りない場合はELSなどのコースに数か月通って、授業についていけるだけの英語力が備わったら入学できる、といった感じです。
上記の感じです。
ちなみに、「どれがおすすめですか?」と聞かれるとすれば、貯金次第かな、と答えます。
1年くらい暮らせる貯金があるなら、一旦留学を目指すのもいいと思います。その際のポイントは、なるべく固定費を下げること。例えば、ニューヨークでは一人暮らしではなくシェアを選ぶ、とか、ワーホリ可能なカナダやオーストラリアを選ぶ、とかですかね。
東京とかで働いているとそれが普通に感じるかもですが、アメリカに留学したい場合は学生ビザだと働けませんからね。
語学系に強い職業の解説記事
語学系に強い職業・人気の業種とは【転職前提で選ぶべき】(準備中)
「語学を使う業界に転職したい。語学系でおすすめの転職サイト、転職エージェントを教えて欲しい。あと、転職に失敗しないコツとかも知っておきたいな。」←こういった疑問に答えます。本記事の内容:1.語学系に強い転職サイト・転職エージェント3選/2.外資系企業への転職前に知っておくべき事【副業のススメ】/3.まずは行動 → 動きつつ考えるのススメ
というわけで、以上です。 ここまでを理解すれば、英語学習の始め方や、その後のキャリアは理解できたんじゃないかなと思います。